2016年06月12日 (日) | 編集 |
キリンビールと嵐の裏話

発泡酒部門 「 淡麗 《 生 》 」 を
二大主力商品としていた。
… しかし業界トップ独走中のアサヒはあまりに強過ぎた。
そこで近年の健康志向に着目し
「 淡麗グリーンラベル 」 を発表、CMには嵐を起用、
これが想定以上に女性にウケた。

に迫る勢いだった。
発泡酒部門が好調な一方、ビール部分は依然としてアサヒの
独走状態が続いていた。
キリンが100周年のタイミングで社運を賭け、数十億円を投入し
大々的に打出した 「 ザ・ゴールド 」 は不発に終わった。

発泡酒部門で好調のグリーンラベルの購入層は、嵐ファン層の
女性及びそれに付随するファミリー、健康志向の大人たち。
これなら業界トップのアサヒ・スーパードライの主力ターゲット層と
重ならない上に、まだまだ開拓の余地があった。

異例だったが、読みは的中。
嵐ファン層はしっかり追随してきた
一番搾りの 「 女性でも飲み易く、フローズンやカクテルに
してもOK 」 という特徴が客層のニーズにマッチ。
『 ビール=オッサンの飲み物 』 という固定観念を覆した。

取り合い苦戦してきたキリンは、主力商品を一番搾りに絞って
リニューアルし、方向性を転換させることで独自のポジションを
掴んだ。
店頭を金色に染めることには失敗したが (

)いま多くの酒販市場は、 『 黄色 』 に染まっている。
前述


伺ったお話。
キリンを 『 ザ・ゴールド 』 大スベリの黒歴史から救ったのは
『 一番搾り 』 のイメチェン作戦に貢献した嵐の功績でもあり。
キリンは嵐への感謝を忘れず、CMの要望にも極力応えられる
よう ( ビバレッジ部門も ) 絶えず企業努力を続けています。
キリンのビール部門は'00年代の長きに渡り、何を出しても
報われぬ不遇の時代を経験した。
他社のプレミアム製品に対抗して背伸びもしたが、一周巡った
結果 『 日本ならでは 』 にこだわった一番搾りに
“ 原点回帰 ” した。
まるで嵐のJaponismを予知していたかのような筋書き …
もはや運命共同体。
こんな裏話があったとは

だから嵐ファンが喜ぶCM作ってくれるんですねぇ。
時代的にも、ビールがオッサンの飲み物っていう
感覚はなくなってきてると思いますが ・・・
一番搾りガンバレって、応援したくなります

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