2016年07月05日 (火) | 編集 |
続きです。
櫻井翔先生 「 星空がより素敵に見える研究 」
二宮と擬似デート
星空がテーマということもあり、終始ムーディな進行と
なった櫻井先生の発表。
ステージ上に電飾で満点の星空を描いた
“ ロマンティック天体観測 ” では、二宮を指名して
寸劇のような疑似デートを実践。
客席に設置した照明で琴座を描き、星にまつわる神話を
ゆっくり聞かせる。
「 万が一、僕に何かあったときは、あのストリングラフィの
美しい音色で僕を救いに来てくれるかい? 」( 櫻井 )
「 もちろんよ! 」( 二宮 )と小芝居し、揃ってドヤ顔。
天国行きと地獄行きを振りわけるという天秤座の意味を語る
ときも、
「 あの空の天秤に乗る前に、僕の天秤に乗ってみないか?
僕の天秤は天国行きだ 」( 櫻井 )と、揃ってドヤ顔。
ロマンティックなはずがほとんどコントと化したやり取りに、
他のメンバーたちからは 「 なんスか、これ? 」
と容赦ないツッコミが入るのだった。
他にも、助手の小瀧望、藤井流星に太陽と月の役目を託し、
自らも地球のカブリモノにすっぽり入って月の動きを解説。
セリフ口調でもモコモコ姿でも、きちんとみんなを納得
させるあたりが櫻井ならでは。
「 キラキラと輝く星の向こうには、果てしない宇宙が
広がっています。
そんな宇宙に思いを馳せればきっと、日々の悩みが
ちっぽけに見えて心が軽くなります。
“ 星空に思いをはせれば、その輝きが明日をきっと
照らしてくれる ” 」。
そんな櫻井の研究は星空を身近に感じさせるとともに、
何かに守られているような温かい気持ちにさせた。
松本潤先生 「 運ってなんだろう? 」
結局、一番 “ 運 ”がいいのは?
最後を飾った松本先生の発表は、運がいい人と悪い人を
統計と傾向から割り出す研究。
まずは運がいい人の共通点を探すため、嵐とジャニーズWEST
計12人の中からくじびきで選ばれた大野と、チケットの半券
くじびきで4万5000人の中から選ばれた観客1名に様々な
質問を実施。
ところがその観客が松本ファンだということが判明し、自ら
ガッツポーズ。
その瞬間に、「 一番運がいいのは松本潤じゃねーか! 」
( 櫻井 )とヤジられる。
大野は大野で、 「 大切な日にやっていることは? 」
との質問に、「 早く寝る。ちゃんと寝ないと大切な日もうまく
いかないし 」 と模範的な回答をしつつも、昨晩3時近くまで
起きていたことがバレ、「 とんでもねえやつだな! 」
( 櫻井 )、「 早く寝ろ! 」( 二宮 ) と総口撃にあう。
他に、VTRで 「 運がいい人は視野が広い 」 ことを実証したり、
観客から集まったネガティブエピソードをポジティブに変換してみる、
というコーナーも。
中でも、 “ 水たまりを跳んだら、跳びすぎてひとつ先の水たまりに
落ちた ” というエピソードのポジティブ変換を試みた相葉。
しばし考えたあと、「 ボチャン! …… ( 水に浸かって )
気持ちいい!! 」 という実演には、場内に爆笑と苦笑が渦巻いた。
「 運がめぐってくるチャンスは平等。
ぜひみなさんもツイてないなと思ったとき、失敗したなと思った
ときは必要以上に落ち込んだりせず、ポジティブに捉えてみてください。
きっと少しずつ運が上向きになってきます。
“ 前向きに世界を見つめれば、あらゆるところに運が転がっている ” 」。
その言葉は、物事に対し常にアグレッシブな松本ならではの説得力が
感じられた。
( 文/川上きくえ )
ワクワク学校は、今年で6回目でした。
小学校だったら、入学して卒業してるので、今までの回で
DVD化されてない回をDVDにして発売してほしいです。
その金額の一部をチャリティーに使えばいいんじゃ
ないでしょうか

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2016年07月05日 (火) | 編集 |
続きです。
二宮和也先生 「 トイレットペーパーの芯の可能性 」
見事な演奏も聴かせる
人は1年間でトイレットパーパーを53ロール使う。
そして日本では1日1900万ロール使われていることから、
捨ててしまう芯を何かに使えないだろうか? と立ち上がった
二宮先生。
あらかじめHPで募集していた“ロール芯アート作品”の中から
優れたものを紹介し、芯に通した絹糸を触ることで美しい音を
出す楽器・ストリングラフィで 「 ふるさと 」 を演奏する
など、芯の実用性をリアルに伝える。
「 結局、糸電話って糸から伝わって音が広がるわけ。
それをまさに使用した楽器なんです! 」( 二宮 )。
プロ奏者と二宮、助手のジャニーズWEST・濱田崇裕による
息もピッタリの演奏は、メンバーからも 「 良かった! 」
( 松本 )「 すげえ良かった! 」( 櫻井 )と
大絶賛を受けた。
モニターに映し出された練習風景の写真は挫折寸前の表情
だったが、その甲斐あっての美しい音色に二宮本人も大喜び。
「 トイレットペーパーの芯はトイレットペーパーを回転
するために作られたものですから、本来の役目を果たしているもの。
今回研究したように、そんなものでも楽器になったり、ありと
あらゆる可能性があるんじゃないかなと先生は思います。
“ どんなものにも、大きな可能性が眠っている ” 」。
そう強く語る二宮先生の授業は、同時にエコについても
考えさせられる内容だった。
大野智先生 「 魚をより美味しく食べる方法 」
櫻井との魚釣りも
釣りが大好きな大野先生の授業は、まず実際に釣りを
するところからスタート。
東京ドームに設えたプールで櫻井とどちらが早く釣れるかの
対決を行い、見事大野が勝利!
そうして釣った魚を美味しく食べるべく、日本料理店で真鯛の
おろし方を教わってきたというVTRでは、関節の間に包丁を
入れるだけでスパッと切れる技術を習得。
普段、何事にも動じない大野が 「 へー! 知らなかった!! 」
「 知るとこんなに早いんですね! 」 と興奮しながら目を
丸くする姿も、観客にとってはかなり新鮮な発見だった。
そして会場では板前スタイルで、教わった二種類の切り方で
鯛のお造りを調理。
試食した櫻井は 「 今日で ( この試食タイムも )
6回目。
みんな ( 味が ) 変わるって言ってたけど ……
本当に変わるもんだね! 食感が違う 」
と深く感心していた。
「 たまには魚を一からさばいて食べるというのも、大切なことに
気づく行為なのではないか。
僕も魚について知ってるつもりでいましたが、今回教わったのは、
目からウロコの知識ばかりでした。
魚だけに! ( カメラ目線 )。
魚のことをちゃんと知った僕は、まるで水を得た魚のように
生き生きとしてきました …… 魚だけに!( カメラ目線 )。
“ 知れば知るほど、魚はもっと美味しくなる ” 」。
一つのコツを知るだけで魚の美味しさを引き出せることを伝えた
研究は、同時に食べ物への感謝の気持ちも思い出させた。
相葉雅紀先生 「 体幹 」 まさかの読み間違いからスタート
タイトルコールで、体幹を 「 ていかん 」 とまさかの
読み間違えをし、いきなり爆笑を呼んだ相葉先生。
「 自分でビックリしちゃった! 」 と頭をポリポリかく姿は
可愛らしかったが、おかげでこの日も最後までみんなから
イジられることとなる。
研究発表では、まずはぞうきんがけ大会上位の小学生4人と、
桐山照史、濱田、松本、相葉の4人で
「 体幹チェックぞうきんがけレース 」 を決行。
場内に用意された長い廊下をリレー形式で拭いていき、接戦の
末に相葉がゴール直前で滑り込む!
勝利してなんとか面目を保ったものの、負かした女の子に
「 相葉くんのこと、キライにならないでね 」
と気を使うあたりに相葉の人の良さが滲み出ていた。
さらにVTRでは、箱根駅伝で名を馳せる青山学院大学の
陸上チームの元へ。
体幹がしっかりしているため、いくら走っても身体がブレない
という選手たちに習い、お腹の内側の筋肉を鍛える
トレーニングを学んだ。
そして会場では、観客全員に
“ 走る前にやるだけで速くなる体操 ” をレクチャー。
松本は 「 キツイな、これ! 」 と漏らし、二宮はすでに
フラフラ。
相葉の研究発表はまさに “ 体感 ” しながら発見する
時間となった。
「 特別なトレーニングをしなくても体幹を鍛えることはできます。
その方法は、家のお手伝いをすること。
ぞうきんがけ、草むしりもそうです。
“ 体幹を鍛えると良いこといっぱい。
お手伝いからはじめよう! ” 」
まだ、続きます。
2016年07月05日 (火) | 編集 |
今更ですが、レポートです。
嵐 “ ワクワク ” 学校をレポート 5人の先生の授業風景は

6月26日、東京ドームで最終日を迎えた
『 嵐のワクワク学校 2016 毎日がもっと輝く5つの授業 』
の模様を゜レポート。
嵐のメンバーが先生となり授業を行うこのイベントも、今年で
6回目。
嵐ならではの楽しさや和やかさを実現した本公演の意義、
そして5人の先生たちの授業内容も踏まえてお届けします。
史上初の5年連続、5大ドームツアーも発表
スタートは2011年の震災後 今年も収益の一部を寄付
5人が教壇に立つだけで、東京ドームはきちんとひとつの教室になる。
『 嵐のワクワク学校 』 の教訓である
“ 日々是気付( ひびこれきづき ) ” をモットーに、ロケ映像と
目の前での実演によって進められる授業は、今年も計24万6000人の
生徒たちの心に、5つの新たな光を刻み込んだ。
もともとは2011年の震災後、コンサートで電力を使うよりもみんなで
エコや環境について学ぼう、という趣旨でスタートした
『 嵐のワクワク学校 』。
今回はそのチケット代とグッズの収益の一部が、熊本地震で被災した
人々へ寄付されるという。
単なるチャリティーイベントではなく、“ いま自分にできること ”
を学ぶことで被災地とつながってきたイベントだ。
6回目である今年は、嵐先生の助手としてジャニーズWESTを招き、
5人それぞれが“毎日がもっと輝く5つの自由研究”を発表。
これから夏休みを迎える子どもから日々を懸命に生きる大人まで
楽しめるテーマを並べ、コンサートでもトークライブでもない、
嵐による授業ならではの楽しさをあらためて教えてくれた。
二宮の演奏、大野の包丁さばき、相葉のぞうきんがけにドームが沸いた
最初の授業は、自身も小3から小6まで、自由研究でトイレットパーパーの
芯で作った糸電話を作り続けたという二宮和也先生による発表
「 トイレットペーパーの芯の可能性 」。
ファンから集まった芯で作ったアート作品を紹介したり、糸を
通して弦楽器のような美しい音色を出すストリングラフィを
実際に演奏することで、トイレットペーパーの芯が持つ未知なる
可能性を探っていく。
その美しい音色に、場内にはため息が漏れた。
続く大野智先生の発表 「 魚をより美味しく食べる方法 」
は、巨大なプールに船を浮かべ、櫻井翔と大野の釣り対決から
スタート。
釣った魚をより美味しく食べるため、和食の達人に包丁さばきを
教わってきたという大野から、出演者全員に梅じそ鯛茶漬けが
振る舞われた。
そしてもっとも体育系な授業となったのが、相葉雅紀先生の発表
「 体幹 」。
小学生とのぞうきんがけレースに汗を流し、VTRでは、訪れた
青山学院大学の陸上チームとともに腹筋を鍛え、ついには場内の人
全員に早く走るための体操を伝授。笑いと運動の両方で、
ファンの心と身体もほぐされた。
櫻井はロマンティックな星空デート、松本は観客を巻き込み
アドバイス
そんなほぐされた心に入り込んできたのが、ロマンと爆笑が
入り乱れた櫻井先生の発表 「 星空がより素敵に見える研究 」。
二宮をデート相手に星の神話を聞かせるシーンでも、地球の
カブリモノを身にまとって月の満ち欠けの仕組みを解説する
シーンでも、見る者を笑わせながらきっちり納得させていく。
そしてラストは、どことなく学級会のような和気あいあいとした
雰囲気が漂う松本潤先生の発表。
「 運ってなんだろう? 」 という一見、難しいテーマでは
あるものの、くじびきで選ばれた観客と大野の共通点を探したり、
実態のない “ 運 ” というものにどんどんリアリティを
与えていく。
さらに観客から集まったネガティブエピソードをポジティブ
変換するコーナーでは、ある観客が投稿してきた紙が飲食店の
無料券だったことに触れ、
「 先生、こういうのは持ってて欲しかった! 」 と声を
大にして、それこそが運を下げる!とアドバイスを送った。
投票で1位に選ばれた研究は? 嵐ならではのイベント
5人の思わず頷いてしまう研究発表の連続に、観客もそのつど
熱い拍手と歓声で応える。
そして全員の発表終了後、最後は全メンバーによる投票で
一番優れていた研究を選出。
演出的にも内容度の高かった櫻井の研究が見事1位に選ばれ、
登場した熊本県のキャラクター・くまモンからトロフィーを
手渡された。
まさにこの 『 嵐のワクワク学校 』 は、音楽番組や
ドラマはもちろん、バラエティ番組や報道番組にも果敢に
取り組み、実績をあげてきた嵐だからこそ実現できる
イベントにほかならない。
ライブ感あふれる気転と人々を引き込む力には、誰にも
真似できない説得力と楽しさがある。
そして何より、5人が信頼しあい、心底楽しんでいる雰囲気が、
見ている者すべての心を解きほぐすのだ。
この日のラストで校歌 「 ふるさと 」 を観客と合唱する
彼らの姿に、『 嵐のワクワク学校 』の存在意義を強く感じた。
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