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嵐の二宮和也君が大好きな 主婦のひとりごとです。
まらしいさんインタビュー
2014年11月25日 (火) | 編集 |


にのちゃんのソロ曲 『 メリークリスマス 』 にピアノで

参加して、最近にのちゃんがよく聞いてるという、まらしぃさん

のインタビューです。

長いですので、覚悟して読んでみてください。

にのちゃんの話は、一切ありません。



2008年よりニコニコ動画、YouTubeへ演奏動画を投稿してきた

ピアニスト、まらしぃ。

このテキストは、11月26日に発売される彼の最新作

『 marasy piano world 』 に合わせて話を訊かせて

もらったインタヴューとなる。

このアルバムにはニコニコ動画209万回再生の

“ 千本桜 ” や148万回再生の “ 初音ミクの消失 ”

などまらしぃの代表作と言える演奏も収められ、かつ、

“ 千本桜 ” と同じく、TOYOTA 「 アクア 」 のCMに

採用されてきた “ チョコレイト・ディスコ ” “ プレリュード

( FINAL FANTASYシリーズより ) ” なども収録された、

まさしくまらしぃの世界が閉じ込められた一枚となった。

聴けばわかるがとてもポップな作品である。

ポップスとしての名曲が多く収められているんだからそれは

そうだろう、と思われるかもしれないが、彼のピアノはそれ

自体がポップミュージックとしての躍動感や親しみやすさを

体現していて、だからこそポップとしての機能が高い原曲に

さらなるエネルギーが注ぎ込まれる。

そうやって最大級のサクセスを重ねてきた彼だが、その演奏は、

伸びやかで原曲への愛ある解釈に溢れていたからこそ、

多くのリスナーの心を捉えたのだと思う。

まらしぃがやっていることは、ポップミュージックのさらなる

「 ポップ化 」 である。

そんなテーマに基づき、彼のこれまで、そして最新作に

至る道程をじっくり語ってもらった。

インタヴュー = 小栁大輔


キーボーディストじゃなくてピアニストなんだなって。

演奏を彩るのじゃなくて、たぶん全部自分でやりたかった

んでしょうね ( 笑 )


―― まずいきなりですけど、まらしぃっていう人はピアニスト

なんですけど、ものすごくポテンシャルの高いポップ

ミュージシャンだと思ってるんですよ。

「 ありがとうございます。

定義は人それぞれですけど、僕も勝手にポップやロックだと

思ってて。

昔クラシックをやってはいたんですけど、先生とちょっといざこざが

あって ( 笑 )。

そのあとで、好きなようにやることを根底に置くようになったので、

きっとそれは正しいんじゃないかと思います 」

―― 先生とうまくいかなかったっていうのは? 

まらしぃさんのピアノはどう見たってうまいわけで、当時も一定の

評価や手応えみたいなものはあったはずなんですけども。

「 手前味噌ですけど、どうやら筋は良かったというふうには

言われてまして。

小学5年生ぐらいまで、母親の知り合いの先生のところに

通ってたんですけど、その方が

『 もっといい先生のところに行きなさい 』 って紹介してくれて。

だからなかなか辞めづらかったんですけど ( 笑 ) 」

―― それでピアノから1回遠ざかってしまうわけなんだけど、

それはそれで勇気が必要だったことですよね?

「 勇気がいったというより、小学生の時に知り合いのつてで、

レストランで2週間に1回ぐらいピアノを弾いてて。

ちっちゃい子が何か弾いて 『 わー、すごい 』 って言って

もらえるのがうれしくて、それを楽しみに続けてたんですけど。

中学生ぐらいになるとわりと当たり前になってきて、そういう

賞賛を浴びる機会もなくなり、興味が薄れまして ( 笑 ) 。

それに拍車をかけて、親には 『 練習しろ 』 って言われるし、

先生にもいろいろ言われるしってことで、まあ、嫌いになってた

んだと思います 」

―― 今の話はすごく納得いくところもあり。

やっぱりピアノは自分を高めるために弾くものじゃないんだっていう。

オーディエンスに向けて弾く、リアクションがある、それで初めて

楽しいっていう。

「 そうですね。

家でえっちらおっちら練習して、ようやく弾けるようになった喜びも

あるかもしれないですけど、誰も聴いてくれないとちょっと寂しい

ですし。

先生のところに持って行っても 『 ヘタクソ 』 としか言われない

ですし ( 笑 ) 」

―― その時、 「 やっぱりピアノがないと俺の生活って100点に

ならないな 」 っていう感覚はありました?

「 そういうのもなくて。

再開したきっかけも、たまたま弾いてみたい曲ができてってい

うところでしたので 」

―― 久々に弾いてみた時はどうでした?

「 昔はやっぱり、それなりに自信があって。

一番調子に乗ってた時は、同年代で俺よりうまい奴いるのかとか

思ってましたから ( 笑 )。

けど、改めて弾いた時に 『 やべ、弾けねえ 』 ってなって。

そのときにうまく弾けてたら 『 やっぱり僕うまかったんだね 』

ってそのまま流れてたかもしれないんですけど、気に入らない

ぐらい弾けなかったので ( 笑 )。

ちょうど大学の夏休みで時間はあったし、久しぶりに真面目に

やってみるかと。

人前に出せるぐらいまでなんとか持っていって、その時に動画を

撮って。

その曲を教えてくれた奴に 『 弾いたから観てよ 』 っていう

手段として動画を投稿したんですけど、動画で客観的に自分の

音を聴いたら、 『 やべ、下手だな 』 ってなったわけですよ ( 笑 )。

そこからちょっと、自分のピアノの捉え方が変わったかなという

気はしますけどね 」

―― そこでテクニカルな方向をもう1回突き詰めていくっていう

発想もあったと思うんだけど、それよりも楽しむ・楽しませるっていう

ベクトルが入ってきたわけですよね。

「 それはたぶん、弾いてる曲が僕の好きな曲だったからだと

思います。

ゲームの曲であったり、アニメであったりボーカロイドであったり。

昔はショパンとかベートーヴェンで、それは弾きたいって弾いてた

曲じゃなかったので 」

―― まらしぃさんのピアノっていうのは、そもそもテクニカルに

昇華させていくというより、好きな曲を楽しく弾くっていうのが

大前提だったんですよね。

そしたらやっぱり楽しかったと。

「 そうですね。

楽しかったのもそうですし、レスポンスがあったので。

うまいなり下手なり、 『 次はこの曲を弾いてくれ 』 なり、やっぱり

ちょっとうれしかったもので。

『 ここ下手って言われたから、次は気をつけて弾いてみますよ、

ありがとう 』 みたいな感じで ( 笑 ) 」

―― それは子どもの頃に人前で弾いてたのと、本質は

変わりませんよね。

「 そうですね。

原点はそういうとこだと思います 」

―― 「 やっぱり俺にはピアノなんだな 」 とか思ったことは?

「 うーん、その頃には思ってなかったんですけど。

動画投稿を重ねていくにつれて、当時ニコニコ動画系の奏者を

ブッキングしたライヴみたいな、いろんな人たちを集めて、

いくつかバンド作ってっていうライヴに呼ばれたりする機会が

ちょくちょくあったりして。

『 鍵盤担当で弾いてよ 』 みたいに声かけてもらえたりすると

うれしくて出るんですけど、僕はソロピアノしかやったことなくて。

せっかく誘われたからにはと思って一生懸命やるんですけど、

あんまり向いてねえのかなと ( 笑 )。

キーボーディストじゃなくてピアニストなんだなって、そこで

気づいたのはありました。

演奏を彩るのじゃなくて、たぶん全部自分でやりたかったんで

しょうね ( 笑 ) 」

次投稿する曲とかを予想されるのも、ちょっとあれですよね。

誰にも当てられなかったりすると、 「 よし! 」 って ( 笑 )



―― 目立ちたいところも当然あると思います。

でも、まらしぃさんのピアノっていうのは、すごくフィジカルに

聴こえるわけです。

完璧な演奏みたいなゴールがあってそこに近づけていく

ピアノではなくて、自分の中から気持ちよさを生み出して

いくためのツールで、潜在的な何かを引きずり出してくる

ためのものっていう。

「 それはちょっとかっこいいですね ( 笑 ) 。

でも、そうですね。

思ってることをとりあえず全力で外に出すことをしてる

ような気はします 」

―― ある意味すごくパーソナル。

だからこそポップなんですよ。

「 だからこそですか 」

―― ポップミュージックは基本的に超パーソナルなもの

だと思うんですよ。

ものすごい個人の、一点の気づきによって生まれてくる。

でも、それが作品という形で表現されると、誰もが

納得できるものになる。

どんなアーティストでも同じで、誰かが超個人的な気持ち

よさを突き詰めたことによって、世の中の人たちが

気づくわけじゃないですか。

「 なるほど。

ちょっと納得します。

確かに、弾いてる僕が楽しくなかったら、たぶん

聴いてる人も楽しくないだろうなって思うので。

裏返すときっとそういうことだろうなと思います 」

―― うん。

ちゃんと自分の責任において出せるものじゃないと

出せないと思うんですよ。

「 そうですね。

ひとりだと自分でお尻を拭くことができるっていう、

そこですね ( 笑 ) 」

―― 自分に向き合ってるのに、全然自分だけの

世界に閉じこもってないんですよ。

そこが素晴らしい。

「 人が見逃しがちなところに焦点を当ててポップ

ミュージックにするっていうことが、今刺さりまして。

たとえばゲームのBGMとか、そのゲームをやった

ことがある人が聴けば 『 そう、ここのボスがね 』

って思い出すかもしれない。

そういうのってちょっと近いのかなとか、今思ったり

しましたね 」

―― 風呂が沸いた時の音とかピアノで弾

くじゃないですか。

「 あれはけっこうやけくそでしたけど ( 笑 ) 」

―― ( 笑 ) けど面白いですよね。

こういうふうにやれば面白いものになるんだよっていう。

まらしぃさんは、日常のBGMのポップミュージック化って

いうのをやっているわけですよ。

「 おお ー ( 笑 )。

結構偉大なことやってるかもしれないですね ( 笑 )。

弾く曲に関しても、 『 流行ってるから弾いて下さい 』

っていうのはちょっと、心が動かなくて。

次に投稿する曲を予想されるのも、ちょっとあれですよね。

誰にも当てられなかったりすると、 『 よし! 』 

って ( 笑 ) 」

―― まらしぃさんが弾くピアノによって新しいエンターテイン

メントが生まれるし、その曲にとってもリスナーとの違う

出会いが生まれる。

そういう曲への愛し方がすごくあるなあっていう気が

するんですよ。

「 そうですね。

根底はやっぱり好きで弾いてるわけですから、なんだ

かんだ最終的にそれが好きかどうかがかなり重要だと

思いますので。

『 言われたから弾きました 』 っていうのは中学校

ぐらいまででいいかなと思って ( 笑 ) 」

―― それやっちゃったらまたね。

「 戻っちゃいますよね 」

―― また辞めたくなっちゃうかもしれないし。

「 ははははは! 

『 ごめんなさい、もう弾かないです 』 って ( 笑 )」


「 うまいよね 」 って言われるのの、1万倍う

れしいですよ。

ピアノがエモいって言ってもらえるのって


―― ( 笑 ) 考え方的にはすごくピュアですよね。

聴く側の 「 ああ、気持ちいいなあ 」 って気づきを

与えるその精度の高さが、僕はまらしぃさんの音楽の

一番の根本だと思います。

「 インストですからね。

メロディがすごく素敵な曲は、よりいっそうそれが

聴こえるんじゃないかなと思ってたりはしますけど。

歌詞があると、みなさんやっぱりそこに共感して、とか

あると思いますけど、やっぱりいい曲はメロディが

素晴らしいですから ( 笑 )。

それはインストのほうが伝わりやすいのかなと思います 」

―― ああ、そうなんですね。

「 メロディしか主張することがありませんのでね ( 笑 )。

メロディを聴いて歌詞まで連想させることができたらいいなあと

思いますけど、そこは今修行中です ( 笑 )。

不思議だなあと思うのは、 『 この曲は聴いてほしいんです 』 

と思いながら弾いた曲はやっぱり聴いてもらえますし、

『 この曲は僕がめっちゃ楽しんでるから、みんなもそんなに

身構えずに聴いてね 』 とか思いながらライヴで弾いてたり

すると、終わったあと 『 あの曲はすごく楽しかった 』 とか

言ってもらえたりして。

もしかして感づいてもらえてたのかなとか思うと、ちょっと

うれしいですよね 」

―― まさにそういうことだと思います。

僕が聴いて強く思ったのは、気のおもむくままに弾いて

いるんだなあと。

“ 粉雪 ” なら “ 粉雪 ” という曲が持っている

メカニズムってあるじゃないですか。

徐々に感情が高ぶっていって、サビでガツーンと

くるっていうドラマ。

それを、弾きながら自分の中で感じていて、動く

感情にすごく素直な人なんだなあと思ったん

ですよね。

それって要は演奏に再現性がないってことだから、

もしかするとピアニスト的にはご法度なことなの

かもしれないんですけど。

「 そうですね ( 笑 )。

楽譜通りじゃない、みたいなことですよね 」

―― そう言われると、 「 いやいや、言うても結構

ストイックにやってますよ 」 みたいなところもありますか?

「 練習はたくさんしないに越したことはないので ( 笑 )。

ただやっぱり弾いてないと下手くそになっていきますから、

それだけは避けるぐらいはやってますけど、できることなら

毎日ゲームして暮らしたい ( 笑 ) 」

―― ははははは! 

だから、クラシックピアニストっていうよりも、ポップ

ミュージシャンなんですよ。

「 良かった ( 笑 )。

恥ずかしくない程度に練習は頑張りますけれど、

そこから先はもうテクニックがどうだとかじゃなくて、

僕が好きなようにやるので、そんな硬くならずに

聴いて下さい、みたいな、そういうとこなんでしょうね 」

―― だからまらしぃさんのピアノはすごくエモいじゃない

ですか。

「 ( 笑 ) ありがとうございます 」

―― 今回のアルバムで言うと “ わたしのマーガレット ”

とか、なんてエモい仕上がりなんだと改めて思いました

けどねぇ。

「 『 うまいよね 』 って言われるのの、1万倍う

れしいですよ。

僕よりうまい人なんていくらでもいますから。

ただ、僕のピアノがいいとかエモいとか言ってもらえる

のって、僕じゃない誰かだとひょっとしたら成り立たない

かもしれないことなので。

『 きみじゃなきゃダメですよ 』 って言ってもらえた

みたいな、そういう感じがしてすごくうれしいなと

思います 」

―― 我々は “ 千本桜 ” を弾くことで生まれた、

まらしぃの旋律が好きなわけですよ。

リスナーとの間で、きっちりエモーションの交感が

なされているし、それができるピアニストなんだなあ

という。

そりゃクラシックピアノの先生とはぶつかるんだろう

なぁと ( 笑 )。

「 『 なんでショパンはこの音を入れたか明日までに

考えてこい 』 って言われても、僕ちょっとわかんな

かったですから ( 笑 )。

まあ、どれが正しいのかわかんないですけど、一貫

して思うのは、僕がその曲、その作品が好きだから

たぶん受け入れられたんじゃないかと。

『 ああ、こいつは流行ったから弾いてるんだな 』 って、

観てる人はきっとわかるんですよ。

僕、たぶんわかりますんで。

そういうところが大きかったんじゃないかなと思います。

動画投稿し始めてもう6年になりますけど、プラット

フォームがあって、そういう環境がある限り、僕は

たぶん遊んでると思います、ずっと。

それでまたたとえば10年ぐらい経ったら、

『 まだやってんのかよ、こいつ 』 って思われたら

うれしいじゃないですか ( 笑 ) 」

―― 健全な気持ちで音楽をやる人は健全な

リアクションを得ることができるし、この人をちゃんと

人気者にしたニコニコ動画のユーザーはやっぱり

すごいなという。

「 おー、そっちのほうを大きくしてあげて下さい ( 笑 ) 」

「 間違えないように弾きましょう 」 みたいな感覚を

どんどんゼロにできてる

―― ちなみに今回のアルバムは、構想みたいなものが

あったんですか?

「 もともとトヨタさんのCMで使って頂いている楽曲とかを、

ひとつの形にしたかったっていうのが根底にあって。

僕の中で改めてほんとにやりたい曲を集めた結果この

アルバムができたっていう、すごくうれしいアルバムに

なりました 」

―― タイトルが 『 marasy piano world 』 じゃないですか。

すごく象徴的ですよね。

「 そうですね 」

―― よりいっそうパーソナルに弾いた楽曲ばかりなん

じゃないですか?

「 おっしゃるとおりだと思います。

5月の段階でアニソンとオリジナルアルバムとを2枚

出したんですよ。

その前ぐらいまでは、限られた時間内に録れるかって

いう不安であったりとか、もう少しこうやればよかった

っていうところがあったりして。

そのときも合格ラインのハードルを上げ始めてた

んですけど、今回はその時よりももう少し上げる

ことができるようになって。

『 いいんですけどもう1回やります 』 みたいな

ことをやって、 『 やっぱり最初のほうが良かった

です 』 とか吟味もできて。

表現としての幅も少し広げることができたかなあと思います 」

―― 完成度を求めて何回も弾くということではないですよね。

「 ミスがゼロでとかそういう話より、ノリとか勢いですよね 」

―― まらしぃさんが気持ちいい、エモいと思う間の取り方とか

強弱のつけ方と、みんなにとって気持ちいいと思える部分の

真部分集合っていうんでしょうか。

そこをちゃんと射抜こうという考え方を常に持っているし、

その精度はどんどん上がっていると思うんです。

すごく自信作ですよね、これ。

「 ちょっと聴いてほしいなあとは思ってますが ( 笑 )。

もちろん前作もやれることは全部やったんですが、

今回はやっぱりやれることが増えてますので 」

―― それを具体的に言うと?

「 わかりやすいところで言うと、余裕が生まれました。

できあがったものをスタジオに持っていくのは前提と

して、録ってる時に 『 間違えないように弾きましょう 』

みたいな感覚をどんどんゼロにできてるっていうことが

まず大きいかな。

どうせほっときゃどっかで間違えるんですから ( 笑 )。

そんなことより、多少テンポがぶれてようがこのほうが

いいとか、ちょっと揺らしすぎたんで気をつけてもう

1回やりますとか、そういうことをやりつつ、これです

っていう演奏ができるまで頑張れるようになって

きたかなあとは思います。

細かな表現方法だったりっていうのは単なる手段であって、

根底から作りたいものにどんどん近づけてるような気は

します 」

―― 基準がディテールっていうよりもでっかくなったんですね。

「 そうです! 細かなところももちろん気にしなきゃいけない

ですけど、全体通して聴いてみてっていう。

手を抜いてるわけではなく、そういうのがちょっとずつやれる

ようになってきたので、もしかしたらこの次はもっといける

かもしれない。

そこはまた次の私次第ということで 」

―― 曲に正しく呼ばれた演奏を閉じ込めたいっていうこと

ですかね。

「 かっけえですね ( 笑 ) 」

―― ( 笑 ) いや、まらしぃさんはそういうピアノを

弾こうとしてるように聴こえる。

だから、エモーショナルなんですよね。

「 たとえば歌詞がある曲を頭の中で流しながら弾くと

―― すごく客観的な見方をすると、ここは高音が

かすれるから抜き気味に弾きますとか、きっとそういう

話なんでしょうけど。

そういう思惑はなくても、自分で弾きながら自然とそういう

ふうになるものだなあと。

そうやってバッチリやれた時ってやっぱり気持ちよかったり

しますので 」

―― やっぱりそうなんですね。

「 歌はどうしても息継ぎとかありますからね。

ピアノだったら息継ぎなしで弾くのが可能ですけど、人間だと

途中で倒れてしまいますので ( 笑 )。

息継ぎしたり感極まるところもあれば、ちょっとぼそぼそ

言うところもあればっていう、そういうのをちょっとずつ

取り入れたらいいんじゃないかなあとか、試行錯誤

してやってた時もありましたね 」

―― 僕は、ピアノ = 物語を演出する楽器だと

思ってましたけど、まらしぃさんのピアノは、まらしぃさん

自身が演技をしている姿に感動するっていう行為なんだと

思いましたね。

「 確かに、演劇とかに近いかもですね。

僕のピアノはそんな高尚なものじゃないですけど ( 笑 )。

でも、これからまだ10年ぐらい続いてたら、またぜひ

インタヴューして下さい ( 笑 ) 」






読んでいただいて、ご苦労さまでした 



 拍手してくださった方々、遊びに来てくださった方々

     ありがとうございます。お気軽に遊びに来てくださいませ 

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