嵐の二宮和也君が大好きな 主婦のひとりごとです。
コラム 『 Japonism 』 ツアーDVDを観た
2016年08月30日 (火) | 編集 |


【 コラム 】

表現者・嵐に震えるしかない。

アイドルで職人、その凄さの到達点 『 Japonism 』 ツアー

DVDを観た昨年行われた嵐の 『 Japonism 』 ツアー、

その最終日の東京ドーム公演を収録したコンサートDVDが

本作だ。

嵐のコンサートDVDは過去にも多々リリースされているけれど、

嵐のコンサートを一度も観たことがない人が初めて観る一枚を

選ぶとしたら、ぜひこの 『 ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism 』

をお勧めしたい。

その理由は本作がコンサートとしてもコンサートを収録した作品

としても最高のクオリティであるのはもちろんのこと、嵐の、さらには

ジャニーズのエンターテインメントにまつわるいくつかの 「 誤解 」 

や 「 疑問 」 に対するアンサーとしてもずばり最適な作品に

なっているからだ。


あまり世間には知られていないことだが、ジャニーズのコンサートは

伝統的にアイドルである彼ら自身がその制作に深く関わっている。

「 コンサートは自分たちで作るもの 」 という綺麗ごとの精神論では

なく、ジャニーズの彼らにとってそれは 「 ガチ 」 の作法であり

義務なのである。

中でも嵐は特にその傾向が強いグループだ。

彼らは松本潤を中心として構成、演出、舞台装置、映像、照明、特効、

ダンスの振り付け、衣装の隅々に至るまで主体的に関わり、

アイデアを練り、試行錯誤しながらコンサートを作り上げていく。

嵐は5万5千人に埋め尽くされた東京ドームの巨大ステージの上で

問答無用に光り輝くスーパーアイドルであり、同時にその

巨大ステージ作りを支えるスーパー職人でもある。

そんな表裏一体、光と影の融合が嵐のコンサートを生んでいる。


そんな嵐のコンサートのアイドル&職人の表裏一体の構造、

その凄さがここまではっきりと可視化されたコンサートDVDも

久々だろう。



そこには 『 Japonism 』 というアルバムが

「 海外から見た日本 」 、 「 原点回帰 」 をテーマに掲げた

非常にコンセプチュアルなアルバムだった、という点が大きく

関係している。

アルバムのコンセプトが明確であるということは、それを

引っさげたコンサートそれ自体もコンセプチュアルにならざるを

えないということで、本作には全編にわたってそのコンセプトの

創造者である嵐の意志、思想が色濃く刻まれている。

嵐にとってのエンターテインメントとは歌って踊って笑顔で手を

振ることだけではないし、それは嵐の目指すアイドル像でもない。

ある意味で恐ろしくシリアスなその表現に、初めて観る人は

きっと驚くと思う。


何しろ冒頭からコンセプトが全開だ。

刀、錦鯉、竹林といったモチーフを散りばめたアニメーション、

屏風絵を彷彿させる映像や照明、和太鼓や三味線のド迫力な

生オケや歌舞伎の型を思わせるダンスと、とことんテーマは

ジャポニズム。

「 白浪五人男 」 にヒントを得たと思しき着物と和傘で見得を

切るパフォーマンスなんて最高すぎて震えるしかない!

コンセプトに基づいてステージに圧倒的に美しい 「 画 」 が

いくつも浮かび上がり、しかも嵐はその画を5万5千人に向けた

スケールの中で立体的に展開していく。

縦横に延びた花道、外周、トロッコや客の頭上を通過する

ムービングステージと、あらゆる移動手段を駆使して5人は

広大なドームに散らばり、まとまり、観る者はいつしかその

「 画 」 の中に取り込まれていく。

まるで伸縮自在の3Dアートの中に身を置いている気分になるのだ。

嵐ほどドームの規模感を的確に把握し、最大限生かす

エンターテインメントをやっているアーティストは滅多にいないだろう。


特にオープニングからの数曲、そしてMC明けのソロセクションから

『 Japonism 』 のコンセプトを象徴するナンバー “ Japonesque ”

へと雪崩れ込む流れは素晴らしすぎるので、本当にひとりでも

多くの人に観て欲しい。

そうした流れが素晴らしいポイントではカメラはきっちり俯瞰になり、

ショウの全体図の迫力を余すことなく捉えている。

つくづくこの流れ、この演出を考えた人、天才! と思う訳だが、その

天才があろうことかステージの上にいるアイドル自身だったりする

のだから本当に驚愕するしかない。

他者から提供された楽曲を歌うシングルやアルバムが嵐の表現の

第一形態だとしたら、そこに彼らのアイディアや思い、オリジナリティを

精魂注入して作り上げられるコンサートこそが最終形態なのだと

言えるかもしれない。




ちなみに 『 Japonism 』 で重要なパートを担っているこれらの

「 和物パフォーマンス 」 は、実はジャニーズのアーティストが

代々得意としてきた伝統芸であり、嵐もジャニーズJr.時代から

先輩たちのそれを観て、実際にバックに付いて学んできたと

いう経緯がある。

だから彼らが 『 Japonism 』 のコンセプトとして掲げた

原点回帰とは、日本への回帰であり、同時に彼らの

エンターテインメントのルーツへの回帰でもあるのだ。

今回のツアーにはJr.の中でも特にダンスの技術に定評がある

ユニットが参加しており、彼らを従えての群舞の数々も圧巻の

一言だ。

『 ウエスト・サイド・ストーリー 』 のようなアメリカのミュージカルを

ルーツに持つジャニーズの群舞が、こうしてアップデートされていくのを

目の当たりに出来るのも感慨深いものがある。


しかし本当に凄いのは、嵐はあくまでも完全無欠のスーパーアイドル

としてステージに立っているという点だろう。

この凄まじいコンサートを作り上げた努力や試行錯誤という現実を

匂わせることはけっしてしなく、夢の国の住人であろうとするアイドルの

矜持が凄いのだ。

高度にコンセプチュアルな 『 Japonism 』 の世界観の中に

“ A・RA・SHI ” や “ 感謝カンゲキ雨嵐 ” 、 “ Happiness ” 、

“ Love so sweet ” といった定番中の定番のナンバーが

違和感なく馴染んでいるのも、嵐自身のコンセプトを超越した

アイドル力ゆえだ。



彼らの職人力は、こうしてパッケージになり見返した際に初めて

気づかされるものなのだ。

ちなみに、ファンが持つ無数のウチワに書かれたリクエストを

瞬時に読み取り、高速でそれに応えた次の瞬間には目線は

遥か上、2階席の端の端に向かって笑顔で大きく手を振ると

いう神業を当たり前にやってのける彼らは、職人的アイドルとも

言えるのかもしれないが。


嵐のコンサートDVDはMCの収録も楽しみのひとつだ。

嵐のMCの魅力は本編の完璧なエンターテインメントから一転、

途端に井戸端会議化、男子の放課後トークに突入する

ギャップにある。

もちろんそこには彼らの 「 素 」 を垣間見せるサービス精神が

嫌みなく存在しているわけだが、それにしても

「 Jr.時代の牛丼の汁の話 」 を5万5千人の前でちんまり

固まって楽しそうにしている彼らの姿はなかなかシュールだ。

光り輝く夢のアイコンであり、同時にどこまでも身近な隣の

男子でもある。

嵐が見せるそんなギャップは、アイドルと職人の二面性も

含めて彼らの天性のものなのだろう。


( 粉川しの )



絶賛されてます 

まだ、途中なんですが、映像がすごくキレイですね。



そろそろ、今年のドームコンの構成を考えてる頃

だと思いますが、これ以上のものを作るって大変ですよね。

みんな頑張って、期待してます 

って、コンサート行きたい 


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