嵐の二宮和也君が大好きな 主婦のひとりごとです。
嵐が見せた「Happy」の最高地点!
2017年06月03日 (土) | 編集 |

『 Are You Happy? 』 ツアー映像作品を観た。


まだ見てない方もいらっしゃいますし、情報を知りたくない方は

一旦かくしますので、スルーでお願いします。

見ても言い方だけどうぞ 





【 大解説 】

嵐が見せた 「 Happy 」 の最高地点!

『 Are You Happy? 』 ツアー映像作品を観た

『 ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy? 』 は、

アルバム 『 Are You Happy?』 ( 2016 ) を引っさげての

ドームツアー、その東京ドーム公演 ( 2016年12月 ) を

収録した嵐の最新ライブ映像作品だ。


映像集としては 『 ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism 』 

( 2016 ) に続く作品であり、 『 Are You Happy? 』 と

『 Japonism 』 ( 2015 ) がアルバムとして好対照な作品で

あったのと同様に、ライブ映像集としてもかなり対照的な

作品に仕上がっていると言えるんじゃないだろうか。


『 Are You Happy? 』 ツアーのオープニングは、楽屋や

リハーサル場にいる嵐の映像で幕を開ける。

そう、これから始まるエンターテインメントの裏側をいきなり

見せるという、非現実的な空間であるはずのアイドルの

コンサートに意図的に現実を含ませてから始まるのが今回の

ツアーの面白さだ。

花鳥風月的な映像と共にコンセプチュアルな総合アートとして

幕を開けた 『 Japonism 』 のコンサートとは、出発点からして

これだけのギャップがあるのだ。

同じようなコンセプトのツアーはふたつと作らない嵐だけれど、

中でもこの2015年と2016年のツアーの際立ったコントラストは、

こうやって映像作品として見比べるとかなりビビッドに

感じることができる。

嵐が作り上げた完璧コンセプチュアルなエンターテインメントを

「 見せる 」 & 「 魅せる 」 のが 『 Japonism 』 ツアー

だったとしたら、嵐が今まさにこの場で 「 作りあげていく 」 

エンターテインメントにオーディエンスを巻き込んでいったのが、

この 『 Are You Happy? 』 のツアーだったのかもしれない。

そんなことを観ながら思った本編のオープニングだ。

また、こうして映像化されて気づいたのは、今回は

コンサートでは5人のソロパートがセットリスト上の句点ではなく、

読点としてスムーズに流れを作る役割を果たしているという

ことだった。

とりわけその印象が強かったのが前半の櫻井と大野のソロだ。

場が温まり始めたコンサート前半に相応しいさわやかな朝の

風景をバックに、チアフルでウォーミーなラップを弾ませる櫻井の

 “ Sunshine ” は、そんな彼のラップが嵐のリリシズムの

根底にあることを証明する “ To my homies ” へと橋渡しされ、

シュールな顔芸と超絶シャープな身体能力を発揮したダンスの

ギャップが凄いことになっている大野智の “ Bad boy ” は、

前半のダンスナンバーのキモである “ TWO TO TANGO ” へと、

その躍動と興奮を途切れることなく渡していく。

それにしても “ TWO TO TANGO ” のダンスと演出は、

観れば観るほど唸るしかない精巧な作りだ。

特にシャドーを効果的に使って立体感を生んでいく照明は、

こうやって映像化される際のカット割りまで計算して

いたんじゃないかと思うほどスタイリッシュ。

そんな “ TWO TO TANGO ” からグロッシーな夜景の

映像が映える “ 復活LOVE ” へと続く流れは

シティポップセクションとでも呼ぶべきもので、 『 Japonism 』 

ツアーの非現実としてのジャパネスク世界とはこれまたやはり

対照的な、今・此処と地続きのリアリティを生んでいる。




嵐の初の東京ドーム単独公演は2007年だから、彼らがドームを言わば

「 ホーム 」 として10年近くが経つ。

その間には国立競技場というさらに巨大なステージもあり、

嵐はあらゆる演出、装置、技巧を凝らしてそのスケール感と

対峙し、距離や広さをハンデとしないステージをいくつも

作り上げてきた。

そんな彼らの歴史において、 『 Are You Happy? 』 ツアーは

距離や広さを埋めるベクトルではなく、むしろ余白を活かす

ベクトルで構成されたユニークなツアーだったんじゃないかと、

今回の映像を観て改めて思った。

ゴージャスな舞台装置をさりげなく使う贅沢さといい、要所要所は

締めつつも、フリースタイルの余裕、風通しの良さを残した演出の

数々といい、ドーム公演の匠の域に達しつつある嵐だからこその、

大胆なタッチが随所で光っている。


そしてそれは、5人の個人パワー、エンターテイナーとしての嵐の

実力を担保して初めて実現するものでもある。

余計な演出は排除し、流れるような5人のフォーメーションと

完璧なシンクロでほれぼれさせる “ I seek ” や

 “ WONDER-LOVE ” のダンスはまさに

その最良の例だろうし、5人がそれぞれに高層フロートの上に

立ち、ダンスすら封印して歌だけの力で5万5千人を引き込む 

“ Miles away ” は圧巻の一言だ。

ソロ、コーラス、輪唱、ユニゾンと、何度も拡散と集合を

繰り返す5人の声をそっと束ね、ドームの宙高く導いていく

大野 ( この曲の監修者でもある ) は、改めて

嵐らしい嵐のリーダーだと思う。

その一方で、オールディーズなアメ車風の移動カーに5人で

ぎゅうぎゅう乗り込み、ハンディカメラで互いを接写し合った

ブレブレの映像が醸し出す無敵のチーム男子感、カジュアルな

楽屋ノリもたまらない。

“ Step and Go ” で5人の手が重なる円陣の接写もぐっとくる。

引きと寄り、洗練とカジュアル、その緩急のバランスが

抜群だと感じる映像なのだ。


後半の3人のソロも緩急の連続だ。

ゴージャスな生オケを従えて軽妙に乗りこなす華やかなスター性と、

パーソナルな思い出が詰まった映像の数々にナイーブで温かな

彼のもうひとつの顔を垣間見せる松本の “ Baby blue ” 。

アイドルのライブ映像としては異例の引きショットの連続で

捉えられた幾何学的で伶俐なダンスに、どんな表情で踊って

いるのか想像が掻き立てられる二宮の

 “ また今日と同じ明日が来る ” 。

Tシャツ+デニムのラフすぎる出で立ちにも拘らず、長い手足が

際立つダイナミックなダンスと弾ける笑顔でスーパー

アイドルっぷりを証明する相葉の “ Amore ” と、まさに

三者三様。

「 失恋リハビリ道場 」 なる謎コンセプトの “ 青春ブギ ” も最高!

昭和レトロな歌謡曲を全力のパロディで歌い演じる嵐、学ラン

+白ハチマキで太鼓を叩くジュニアの演出まで含めて、

ジャニーズのエンターテインメントの理屈を越えた楽しさを思いっきり

体感できる一曲だ。


嵐のコンサートにおける定番ナンバーを 「 Happy Medley 」 

と題してコンパクトにまとめたのも、今回のツアーのテンポの

良さに一役買っている。

“ A・RA・SHI ” がワンコーラスのみだったりする贅沢な

メドレーなのだが、ツアーテーマの 「 Happy 」 に相応しい

曲として “ Happiness ” や “ きっと大丈夫 ” が

引き立っているのもさりげなく、そして誠実な構成だと思う。


こうしてコンサートを余すことなく追体験できる

『 ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy? 』 

なのだが、ひとつ悩ましい問題がある。

嵐の作品で複数のバージョンがある場合、一種のみ

手に入れるとしたら初回限定盤を選ぶのがたいていは

正解なのだけれど、今回は非常に迷うところなのだ。

ちなみに初回限定盤の特典は、9年ぶりのアリーナツアーと

なった 「 ARASHI  " Japonism Show "  in ARENA 」 の

横浜アリーナ公演の映像。

『 Japonism 』 をアリーナ規模で追体験できる本作はもちろん

必携なのだが、問題は通常盤の特典も素晴らしすぎるという

点なのだ。



「 Documentary Film〜アユハピ〜 」 と題されたこの通常盤の

特典映像は、 『 Are You Happy? 』 ツアーの企画立ち上げ

段階から最終公演まで密着した、ツアーの制作舞台裏の

ドキュメンタリー映像だ。

日本を代表するトップアイドル嵐が日本最大規模の

エンターテインメントショウを作り上げていく過程、その

地道にしてドラマティックな日々が、余すことなく

捉えられている。

限られた時間、ハードワークの合間を縫って行われる

リハーサル、二転三転する構成、ずれ込む予定、

疲弊と焦り、それでもたえない笑いとユーモア、そして

究極にシビアなプロの世界に生きる5人の、揺るぎない

信頼と友情。

そうして夢の世界を裏側でコツコツ積み上げている彼らは、

適当なジャージ姿だったり無精ヒゲだったりとまさに

素をさらしているのだが、そんな彼らが意外なほどファンタジックに、

アイコニックな存在に見えるのがこのドキュメンタリーの面白さだ。

何故ならそれは、最高の夢のステージに臨むために格闘する

素の嵐、その裏側まで含めた全景色こそが、嵐が見せたかった

エンターテインメントであり、ファンと共有したかった 「 Happy 」

だったからではないか。

コンサート本編の冒頭が、まさにこの裏側の映像から始まった

ことにもそれは象徴的だろう。

『 Are You Happy? 』 ツアーのコンサート映像は、嵐が生んだ

エンターテインメントの記録であると同時に、エンターテインメントの

当事者である嵐自身の記録でもある。

そういう意味でもステージの裏側のドキュメンタリーは、本作の

本質を味わう上で欠かせない要素だと言えるだろう。


本編を観てからこのドキュメンタリーを観るという王道パターンに

加え、本作にかぎってはドキュメンタリーを観てから本編を

観るというトリッキーな順序もアリかもしれないと思った。

なぜなら彼らが 「 Are You Happy? 」 と語りかけるこの

ステージは、嵐、そして私たちファンにとってはすでに 

「 そこ 」 から始まっている物語だからだ。


( RO69 ( アールオーロック ) 総合‏粉川しの )




どのdiskから見るか、ほとんどの人が悩んでると思います。

それもまた、楽しいものですね 



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