2017年11月01日 (水) | 編集 |
二宮和也の覚悟 「 今後も映画に出続ける責任がある 」
〈 AERA 〉
第39回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得した嵐の
二宮和也。
第1回の高倉健に連なる一人に入ったことで、日本映画への責任を
改めて感じていると語る。
* * *
嵐のほかのメンバーに比べ、 「 大人 」 のドラマや映画への出演が
目立つ。
ジャニーズ事務所全体を見回しても、同世代とはかなり毛色が違っている。
ドラマ初出演作が 「 天城越え 」 だった。
倉本聰脚本の 「 優しい時間 」 「 拝啓、父上様 」。
落語の立川一門を描いた 「 赤めだか 」 もよかった。
映画では何と言ってもクリント・イーストウッド監督に抜擢された
「 硫黄島からの手紙 」 がある。
最新の主演映画 「 ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~ 」 もしかり。
1930年代の満州 ( 中国東北部 ) と現代日本とを、2人の
天才料理人が結ぶ。
滝田洋二郎監督が描く大人の物語だ。
「 昔から大人の方に、 『 キラキラしてないんだよ、お前は 』
『 学園恋愛ドラマに出ても誰も見ないだろう 』 って言われて
いました ( 笑 ) 」
本人は、こう笑う。
.
「 でも、そう言っていた人たちが 『 お前を見ると安心するよ 』 とも
言うんです ( 笑 )。
そういえば、よく一緒に酒を飲むのはたいてい50代より上の人が
多かったりします。
すぐ健康の話になるんですけどね ( 笑 )。
僕自身も居心地がいい。
小栗 ( 旬 ) とか同世代と飲むほうが緊張したりして 」
大人向けの作品に多く出るには、演技の面でも大人の眼鏡に
かなっていなければならない。
吉永小百合と共演した2015年の映画 「 母と暮せば 」 では、
長崎の原爆で亡くなった医学生の役で日本アカデミー賞
最優秀主演男優賞を受賞した。
「 これまで賞を取ってこられた方々を汚さないようにしなきゃ、と
思いました。
真面目に言えば、今後も映画に出続ける責任があると感じています 」
事務所には、日本映画界に欠かせない存在となった岡田准一という先輩がいる。
タイプは少々違えど、彼のような方向に進んでほしいというのが、一映画ファン
としての願いだ。
( 朝日新聞編集委員・石飛徳樹 )
※ AERA 2017年11月6日号
今日は,anan が発売されて、大絶賛されてるらしい

肉体美は見せてなくても、絶賛中な、にのちゃん。
早く見たいです

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